オープンソース
マウンテンビューデータ、複数のLinuxマシンを管理する「PowerCockpit Remote Control 2.1」を販売開始
マウンテンビューデータは12月20日、複数のLinuxマシンを管理する「PowerCockpit Remote Control 2.1」を販売開始を発表した。
同ソフトウェアは、大規模サーバの運用管理で多くの導入実績がある「PowerCockpit」をベースに、Linuxサーバの管理に特化したソフトウェア。数台〜数百台の環境をターゲットにしている。価格も9800円からと、低価格に抑えられている。
PowerCockpit Remote Control の機能概要は次の通り。
◯グローバルコマンド機能
管理対象となる複数台のサーバに対し、一括的にLinuxのコマンドを実行する
◯RPMコマンド機能
管理対象となるサーバでのRPMパッケージの問い合わせ、インストール、追加及び削除が可能
◯ファイル転送機能
管理対象となる複数台のサーバに対し指定したファイルを一斉に転送する機能
◯プロパティレポート機能
管理対象となるノード情報を取得する機能。ハードウェア全般の情報からOSタイプ、カーネルのバージョン、メモリ使用率、CPU負荷、IPアドレス、ホスト名などが取得できる
◯Perl スクリプト作成環境
必要な機能をPerlスクリプトに記述することにより、操作の自動化を実現する
対応Linux OSは、RedHat Enterprise Linux AS / ES 3.0および2.1、Turbolinux Server 8 / 10、Turbolinux Enterprise Server 8 powered by United Linux、SuSE Linux Standard / Enterprise Server 8。
ノード側はRedHat Enterprise Linux AS / ES / WS 3.0および2.1、Fedora Core 1 / 2、RedHat Linux 7.3 / 8.0 / 9.0、Turbolinux 10 Desktop / F / Server、TurboLinux Server / Workstation 7 / 8、TurboLinux Enterprise Server 8 powered by United Linux、SuSE Linux Standard / Enterprise Server 8、SuSE Linux Professional / Personal 7.3 / 8.0 / 8.1 / 8.2に対応している。
価格は、24ノードまでが9,800円、48ノードまでが14,800円,ノード数無制限(サポート上限は254ノード)が39,800円となっている。販売形態は、同社のWebサイトを通じたダウンロード販売形式。
(川原 龍人/びぎねっと)