オープンソース

プログラム言語「Ruby 3.0.2」リリース

プログラム言語Rubyの最新安定版、「Ruby 3.0.2」が7月7日、リリースされた。

「Ruby」は、1993年にまつもと ゆきひろ氏により発案され、開発が開始されたプログラミング言語。数多くの機能と簡便さを併せ持っており、アプリケーションを簡潔に記述できるなどの特徴を持つ。

「Ruby 3.0.2」では、危険度の高い脆弱性が3件(CVE-2021-31810、CVE-2021-32066、CVE-2021-31799)修正されている。この脆弱性は2.7系列、2.6系列にも存在するため、これを解消した「2.7.4」および「2.6.8」もリリースされている。なお、「2.6」系列はメンテナンスフェイズは終了しており、現在はセキュリティメンテナンスフェイズにあるため、ユーザは3.0系列への移行が推奨されている。

「Ruby 3.0.2/2.7.4/2.6.8」は、Webサイトから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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ニュースリリース(3.0.2)