オープンソース

クリエーションライン、オープンソースクラウド基盤管理ソフトの産学連携プロジェクトを発表

クリエーションラインは11月24日、北海道大学大学院情報科学研究科、インフォクラフト、調和技研と共同事業体(コンソーシアム)を組織し、オープンソースクラウド基盤管理ソフトウェアである「Eucalyptus」などのOSSを活用したクラウド基盤システムを構築し、その実用性・有用性の実証・評価を開始すると発表した。

今回の公募事業は、情報処理推進機構(IPA)が初めてクラウド評価案件として採択された「クラウド運用管理ツールの基本機能、性能、信頼性評価」で、クラウド管理ツールである「Eucalyptus」、システム運用管理ツールである「Zabbix」、仮想化管理ツールである「virt-manager」、および認証基盤を構築するツール「OpenSSO」、ディレクトリサービスに接続するためのプロトコル「OpenLDAP」を利用したクラウド環境を構築し検証・評価を実施する。

クリエーションラインは以前より「Eucalyptus」の実用化検証などを実施しており、これらの活動を通じて得られた知識・ノウハウに基づいて事業を進める。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
ニュースリリース