オープンソース

「Wine 6.2」リリース

Wine HQは2月12日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 6.2」をリリースした。

Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。

「Wine 6.2」では、「Wine-mono」エンジンが6.0にアップデートされ、DirectXサポートが追加されたほか、NTDLLデバッガーAPIの搭載、いくつかの不具合修正などが施されている。

「Wine 6.2」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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