オープンソース
「Wine 6.0」リリース
Wine HQは1月14日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 6.0」をリリースした。
Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。
「Wine 6.0」では、「KERNEL32」、「GDI32」、「USER32」などのコアモジュールをPE Formatでビルドするようになったほか、UNIXライブラリをPEモジュールに関連付ける機構が追加されるなど、多数の機能強化・調整が施されている。また、不具合の修正も施されている。
「Wine 6.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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