セキュリティ情報

NVIDIA、複数の脆弱性を修正したGPUドライバのアップデートをリリース

 NVIDIAは1月11日(現地時間)、同社製GPUドライバに存在する複数の脆弱性を修正したアップデートをリリースした。

 このアップデートでは、サービス運用妨害攻撃(DoS攻撃)、特権昇格、データ改ざん、情報漏洩の恐れがある脆弱性が修正されている。いずれも深刻度が高いものとなっており、ユーザはアップデートが強く推奨される。

 脆弱性が修正されたドライバは、GeForce向けドライバ「461.09」、NVIDIA RTX/Quadro・NVSシリーズ向けドライバ「461.09」「452.77」「392.63」、Tesla向けドライバ「461.09」「452.77」「427.11」、vGPUソフトウェア「11.3」(ドライババージョン「452.77」)またはソフトウェアバージョン「8.6」(ドライババージョン「427.11」)。影響を受けるドライバは数多く存在するため、Webサイトを参照し、該当するドライバの有無を調べた上でアップデートを施すことが推奨される。

(川原 龍人/びぎねっと)

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