オープンソース

「GTK+ 4.0」リリース

GTK Teamは12月16日(現地時間)、ツールキット「GTK+ 4.0」をリリースした。

「GTK+」は、当初GIMPのために開発されたツールキット。現在では、GIMPのみならず、GNOMEなどのデスクトップ環境全体にも利用されている、C/C++、Python、Perlなどに対応したマルチプラットフォームのGUIツールキット。

「GTK+ 4.0」では、アプリ間のデータ転送に改善が加わっているほか、キーボードやマウスなどのUIを管理するイベントコントローラの追加、レイアウトマネージャやレンダーノードなどウィジェット関連の改善、メディア処理の機能強化、APIの強化など、複数の機能強化が加わっている。

「GTK+ 4.0」は、Linux/Windows/Mac OS X向けのパッケージが用意されており、いずれもWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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