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CSK Win テクノロジとセンドメール、Hyper-V上の仮想環境で稼働保証されたメール誤送信対策システムを販売開始
CSK Win テクノロジとセンドメールは10月30日、CSK Win テクノロジのメール誤送信対策ソリューション「PlayBackMail」とセンドメールのメールサーバ「Sendmail Advanced Message Server 2J Windows(SAMS)」を、マイクロソフトの「Windows Server 2008 Hyper-V」上の仮想環境で最適に動作するように稼働保証されたメールシステムを販売開始したと発表した。
「PlayBackMail」と「SAMS」は、従来からHyper-VやVMwareなどの仮想環境上に構築することが可能であったが、仮想環境でのシステム設定や稼働検証などに一定期間の作業が必要なため、導入してすぐに利用を開始したいというニーズへの対応が困難という問題があった。また、メール誤送信による事故やミスが実際に発生してしまった場合に、緊急に対策を行いたいというニーズも高まっている。
CSK Win テクノロジは、Hyper-V仮想環境で短期間に利用開始可能な「PlayBackMail」と「SAMS」の2種類をラインナップし、顧客のシステム環境に合わせてHyper-V仮想環境上の「PlayBackMail」や「SAMS」設定・構成を行い、顧客のシステム環境で動作するメールシステムのデータをUSBメモリで提供する。メールシステムのデータは、顧客のシステム環境に合わせたHyper-V上の稼働検証をCSK Win テクノロジが済ませており、顧客は検証済みメールシステムのデータを、すでに構築されているHyper-V 仮想環境にUSB メモリからインポートするだけで、メールシステムの利用が可能となる。
サービスの提供価格は250,000 円(税別)からとなっている。なお、USB メモリ以外のハードウェア、「Windows Server 2008」のソフトウェアライセンスの価格は含まれていない。
(川原 龍人/びぎねっと)
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