仮想化技術

KubernetesネイティブなJavaフレームワーク「Quarkus 1.10」リリース

quarkus.ioは12月1日(現地時間)、Javaフレームワーク「Quarkus 1.10」をリリースした。

「Quarkus」は、Red Hatが開発したKubernetesネイティブなJavaフレームワーク。アプリケーションのコンテナ化が一般的になりつつある状況を踏まえ、Javaの「起動が遅い」という特徴に対応するために開発された。「Quarkus」では 、GraalVMを用いて作成したLinuxのネイティヴバイナリをコンテナ上で起動することにより、Javaの起動時間を大幅に短縮する。

「Quarkus 1.10」では、デフォルトのコンテンツ型がJSONとなったほか、コード生成ツールCodeStartsがデフォルトのプロジェクト生成ツールとなった。また、Micrometer拡張が強化されるなど、いくつかの機能強化が加わっている。

「Quarkus 1.10」は、Webサイトから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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