リモートワーク

シトリックス、Microsoft AzureからWindows仮想デスクトップおよび仮想アプリケーションを配信する「Citrix Virtual Apps and Desktops Standard for Azure」を開始

 シトリックスシステムズ・ジャパンは11月5日、Microsoft AzureからWindows仮想デスクトップおよび仮想アプリケーションを配信する「Citrix Virtual Apps and Desktops Standard for Azure」の提供を開始したと発表した。

 「Citrix Virtual Apps and Desktops Standard for Azure」は、Microsoft Azure専用のDaaS(Desktop as a Service)。一般的なDaaSと異なり、ユーザのAzure環境を持ち込むことが可能。このサービスを利用することで、Windowsデスクトップおよびアプリケーション仮想化がクラウド上で展開されることになり、仮想マシン増減に対応できるなど、高い柔軟性を保つことができる。また、Citrix仮想ソフトウェアや仮想環境用ハードウェアを購入することなくCitrix CloudやMicrosoft Azureなどのクラウドサービスでデスクトップとアプリケーションを利用できるため、企業は初期コストを削減できるほか、労働環境の改善、従業員の生産性向上支援などの「働き方改革」を支援できるという。

 同サービスを利用することにより、Azure基盤の専用クライアントOSやOffice365を、パブリッククラウド上で安全に利用することができるようになる。Windows Sever OS、Widows Clint OS、Linux OSに対応し、物理PCを使ったリモートPCアクセスに対応する。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
ニュースリリース
製品情報