オープンソース

Gentoo、パッケージマネージャ「Portage 3.0」リリース

 Gentoo開発プロジェクトは9月5日(現地時間)、Gentoo標準のパッケージマネージャ「Portage 3.0」をリリースした。

 「Portage」は、ebuildの階層的なツリーとコマンド群とツール群からなる。「ebuild」はパッケージの依存関係やライセンスなどのメタデータと実際の構築手順が書かれたファイル。利用者はprofileを選びemergeを実行させることにより、Portageを利用してOSを構成するソフトウェアやアプリケーションソフトウェアのパッケージのインストールやメンテナンスを行うことができる。

 「Portage 3.0」では「Python 2.7」のサポートが除外された。また、これに伴い、Python 3系に搭載されているlru_cacheが利用できるようになった。その他にも性能のチューニングや不具合修正が施されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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