サーバー/ネットワーク

NTTコミュニケーションズ、クラウド型の仮想ホスティングサービスと大容量ストレージサービスを提供

NTTコミュニケーションズは10月8日、新たなクラウド型サービスとして、仮想ホスティングサービス「グリーンホスティング ベーシック」の無償トライアルを平成21年10月15日より、大容量ストレージサービス「グリーンストレージ」を平成21年12月(予定)より提供すると発表した。

両サービスの特徴は、(1)セキュアなVPNサービスと堅牢なデータセンタを活用した、高品質・高セキュリティなサービスを提供 (2) ワンストップオペレーションによる可用性の高いサービス (3) VPN内はトラフィックフリーかつ定額で利用可能 となっている。

「グリーンホスティング ベーシック」は、NTTコミュニケーションズのデータセンターに設置したサーバリソースを、ネットワーク経由でセキュアかつオンデマンドに利用できるクラウド型仮想ホスティングサービス。VPNとインターネット双方からのアクセスが可能で、利用シーンに応じて最適なネットワーク環境でホスティングを利用できる。仮想化技術を採用しており、1台の物理サーバーを複数の仮想マシンとして運用しており、コストパフォーマンスの向上と運用負荷低減が同時に実現可能。

「グリーンホスティング ベーシック」は、平成22年4月に予定している商用サービス化に先立ち、本サービスへの顧客要望のヒアリングと機能検証を目的として、10月15日から平成22年3月31日(予定)まで無償トライアルを実施する。

「グリーンストレージ」は、NTTコミュニケーションズのデータセンターに設置したファイルサーバ機能をネットワーク上で利用できるアウトソーシングサービス。エンタープライズ向けファイルサーバに対応したActive Directory認証連携やバックアップ機能などを備えており、大容量かつオンデマンドに対応している。100GBから10TBまで、100GB単位で提供され、提供料金は100GBごとに月額21,000円(税込)を予定している。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
プレスリリース