AI・データサイエンス

レノボ、分析・AIワークロードに特化した新しいThinkSystemサーバを発表

レノボは7月9日、分析・AIワークロードに特化したサーバミッションクリティカルサーバ「Lenovo ThinkSystem SR860 V2/SR850 V2」を発表した。

「Lenovo ThinkSystem SR860 V2」および「SR850 V2」は、第3世代インテルXeonスケーラブルプロセッサを搭載しており、インテルOptaneパーシステント・メモリー200シリーズによって、SAP HANAのサポートが強化されている。採用された新しいCPUは、AIアクセラレーション機能の向上と、bfloat16によって強化されたインテル ディープラーニング・ブーストを採用しており、データのインサイトを短期間で取得することに特化した設計となっている。

また、これらのシステムは、オンボード・ストレージが24個から48個の2.5型ドライブに拡大されており、データを使用可能な速度が向上するほか、大規模データセットなどのデータ集約型アプリケーションでのパフォーマンスが向上する。また、「SR860 V2」ではGPUをサポートしAIワークロードの処理や強力なVDI環境の構築、データ分析に適しているほか、次世代AIワークロードの管理で新しいGPUリッチ構成を活用しており、ユーザは非構造化データセットに専念して、新たなインサイトを得ることができるなどの特徴を備えている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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