オープンソース
新型コロナ対策を行うオープソースの取り組み「LFPH」が立ち上げ
新型コロナの対策を行うオープソースの取り組みを行う「Linux Foundation Public Health(LFPH)」が7月20日(現地時間)、活動を開始した。
LFPHは、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大を受け、これを克服する取り組みを開始した。LFPHに参画しているのは、Cisco、doc.ai、Geometer、IBM、NearForm、Tencent、VMwareといった企業と、「COVID Shield」、「COVID Green」、そして「The Linux Foundation」といった団体。
これまでも、新型コロナウィルス感染症に対するオープンソース取り組みはいくつも行われてきた。しかし、それぞれの取り組みは複数の団体が独自に行ってきたものであり、1回限りのものであることがほとんどであった。LFPHの立ち上げにより、これらの取り組みを協力させたり連携させることが可能になり、整理され、より強力な対応が可能になると期待される。
LFPHが最初に行う取り組みは、GoogleとAppleが共同開発した接触通知システムを利用し、接触通知アプリを改善することだという。
(川原 龍人/びぎねっと)