オープンソース

NOKIA、次世代データセンターネットワーク向けの新しいOSおよびツールを発表

 NOKIAは7月9日(現地時間)、次世代のデータセンターネットワークに向けたネットワークオペレーティングシステム(NOS)「Nokia Service Router Linux(SR Linux)」及びツールを発表した。

 NOKIAは、今回発表したネットワークオペレーティングシステム「Nokia Service Router Linux」および宣言型インテントベースの自動化・運用ツールセットによってデータセンターのネットワークを改善し、データセンターのネットワークファブリックを迅速に設計および自動化することができる。これにより、5Gやインダストリー4.0によって増大する通信需要に対応することができるとしている。

 「Nokia Service Router Linux」は、同社のルータ向けOS「Nokia Service Router OS」を活用したプロトコルスイートがベースとなっており、実証済みの拡張性、耐障害性、相互運用性を持っている。「Nokia Service Router Linux」は、ハードウェアに依存せず、標準的なLinuxで動作し、モデル主導型の管理やテレメトリのストリーミングなどのインターフェイスを備えた基盤を提供する。

(川原 龍人/びぎねっと)

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