オープンソース

ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 3.2.5/3.0.12/2.6.18」リリース

Wireshark Foundationは7月1日(現地時間)、ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 3.2.5/3.0.12/2.6.18」をリリースした。

Wiresharkは、Ethrealを前身とするネットワークプロトコルアナライザ。パケットキャプチャやプロトコル解析により、ネットワークの解析を行うことができるオープンソースのソフトウェア。

「Wireshark 3.2.5」では、GVCPディセクターが無限ループに陥る不具合(CVE-2020-15466)が修正された。なお、この不具合は「3.0/2.6」系列には影響しないという。そのほか、インストーラのライブラリがアップデートされるなど、細かな機能修正が施されており、これに併せて「Wireshark 3.0.12/2.6.18」がリリースされた。

「Wireshark 3.2.5/3.0.12/2.6.18」は、Windows版、Linux版、BSD版、SolarisやHP-UXなどに対応したUNIX版、Mac OS X版パッケージが用意されている。「Wireshark」はWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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