オープンソース

IARシステムズ、Linuxでの効率的な組み込みソフトウェアビルドツールを提供開始

IAR Systemsは5月26日、組み込み開発向けC/C++統合開発環境「IAR Embedded Workbench」が、Linux向けビルドツールとして利用できるようになったと発表した。

 「IAR Embedded Workbench」は、Linux向けビルドツールとしてIAR C/C++コンパイラ、IARアセンブラ、リンカ、ライブラリツール、ランタイムライブラリを搭載している。ネイティブ、バーチャルマシンまたは高性能コンテナのLinux環境でCI(継続的インテグレーション)とCD(継続的デリバリー)が利用できる。「IAR Embedded Workbench」を用いると、Linux環境で自動化アプリケーションビルドとテストプロセスのデプロイが可能になる。

 「IAR Embedded Workbench」は、Ubuntu Linux distribution version 18.04.3およびそれ以降で動作検証されており、ArmおよびルネサスRH850をサポートしている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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