AI・データサイエンス

キヤノンITS、深層学習を応用した需要予測・需給計画ソリューション「FOREMAST 3.2」を発表

 キヤノンITソリューションズは5月19日、需要予測・需給計画ソリューション「FOREMAST 3.2」を発表した。

 「FOREMAST 3.2」では、従来の時系列予測モデルに加え、深層学習を活用した需要予測モデルを新たに搭載した。この深層学習予測モデルは、画像解析等へのAI技術適用で実績のあるキヤノンITSのR&D部門と共同で開発したもので、汎用化された予測モデルの提供に加えて、ユーザの保有データを活用した追加学習も個別に対応可能。

 また、工場・ライン毎の生産能力や、物流ルート毎の輸送能力を考慮して、計画量を自動調整できる負荷自動調整機能、工場・ラインや物流ルート毎の負荷(製造時間、輸送量など)を画面で確認しながら、計画担当者が商品毎の計画量を修正する計画立案支援機能も搭載された。

 「FOREMAST 3.2」の出荷開始は6月1日から。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
プレスリリース