開発

統計解析に特化したプログラミング言語「R 4.0.0」リリース

R Development Core Teamは4月24日(現地時間)、統計解析に特化したプログラミング言語「R 4.0.0」(コードネームArbor Day)をリリースした。

 「R 4.0.0」は、7年ぶりのメジャーリリースとなっている。「R 4.0.0」の新機能には、C++ライクの文字列を定義する文法が追加されたほか、参照カウントシステムの強化、グリッドグラフィックの刷新や図の描画機能の改善など、複数の機能強化・変更が施されている。また、文字列をfactor型に自動的に変換する「stringAsFactors」オプションがデフォルトで「FALSE」に変更されている。これにより、デフォルトではdata.frame() およびread.table()で文字列をfactor型に変換することはなくなる。

 「R 4.0.0」は、Windows、Mac OS X、Linux向けのパッケージがWebサイトから入手できる。旧バージョンのユーザもアップデートでは対応できず再インストールが必要となるため注意が必要。

(川原 龍人/びぎねっと)

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Changes in 4.0.0