リモートワーク

NTTビズリンクとNII、全国の大学・研究機関・医療機関の職員向けにセキュアなリモート映像会議サービスを提供

 NTTビズリンクは4月24日、国立情報学研究所(NII)の協力のもと、全国の大学や研究機関の教員、医療機関向けにリモート環境からのセキュアな実施を求められる会議に対応した映像会議サービスを提供すると発表した。

 NTTビズリンクのクラウド型テレビ会議サービス(SMART Communication & Collaboration Cloud)(SMART)基盤は、日本国内のみにサーバを設置し、ネットワークルートを国内に閉じ、エンドエンドの通信暗号化を施すなど、日本の企業や公共機関向けにセキュアなコミュニケーションのための環境を提供している。また、サーバの利用状況やサーバに接続するネットワークトラヒック状況をマネージメントし、安定した会議サービスを持続的に運用している。

 現在の社会情勢の変化によりリモートワーク環境が常態化していく中、リモート映像会議もセキュアな環境での実施が求められていることから、同社はインターネットに晒されている環境に懸念を持たれるセキュアな会議向けに、自宅の通信環境を変更することなくソフトウェアVPNによってインターネット環境下でもセキュリティを確保できるサービスの検討を行い、映像会議をリモート環境からセキュアに実施できるサービスを提供する。

 提供機能は、「映像・音声によるコミュニケーション、チャット、資料共有、アノテーション(注釈等の付与)など」「インターネット接続」「ソフトウェアVPN機能」。

 なお、この機能は5月7日から7月末まで無料で提供される。利用にはNTTビズリンクへの問い合わせが必要。

(川原 龍人/びぎねっと)

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