オープンソース
「Wine 5.5.0」リリース
Wine HQは3月27日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 5.5.0」をリリースした。
Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。
「Wine 5.5.0」では、内蔵ライブラリが最新のUCRTベースのCランタイムを利用するように変更されたほか、Windowsバージョンのレポート時に互換性モードを使うようになった。その他いくつかの機能強化と不具合修正が施されている。
「Wine 5.5.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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