オープンソース
「Wine 5.1.0」リリース
Wine HQは2月2日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 5.1.0」をリリースした。
Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。
「Wine 5.1.0」では、新しいコンパイラ「LLVM-MinGW」が搭載されたほか、エラーロケーションレポートの改良、その他いくつかの機能強化と32件の不具合修正が施されている。
「Wine 5.1.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
リリースアナウンス