オープンソース

ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 3.2.1/3..0.8/2.6.14」リリース

Wireshark Foundationは12月18日(現地時間)、ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 3.2.1」をリリースした。

Wiresharkは、Ethrealを前身とするネットワークプロトコルアナライザ。パケットキャプチャやプロトコル解析により、ネットワークの解析を行うことができるオープンソースのソフトウェア。

「Wireshark 3.2.1」はメンテナンスリリースに相当する。「Wireshark 3.2.1」では、WASSPディセクターがクラッシュする脆弱性(CVE-2020-7044)が解消されているほか、いくつかの不具合の修正が加わっている。なお、この脆弱性はバージョン3.0系にも存在しているため、この脆弱性を修正した「Wireshark 3.0.8」もリリースされた。2.6系列にはこの脆弱性は存在しないが、いくつかのアップデートが施された「2.6.14」もリリースされている。

「Wireshark 3.2.1」は、Windows版、Linux版、BSD版、SolarisやHP-UXなどに対応したUNIX版、Mac OS X版パッケージが用意されている。「Wireshark」はWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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