オープンソース

バージョン管理システム「Git 2.25.0」リリース

バージョン管理システムGitの最新版、「Git 2.25.0」が1月13日(現地時間)リリースされた。

Gitは、Linux kernelのソースコード管理を目的として、Linus Torvaldsらによって開発が開始された、高速の分散型バージョン管理システム。ワークディレクトリがすべてのリポジトリ履歴を持っているため、中央サーバへのアクセスを行わなくてもリビジョン間の履歴を調べることができる。

「Git 2.25.0」では、「git sparse-checkout」コマンドが実験的ながら追加された。これは、リポジトリを一部に限ってチェックアウトするコマンド。その他にも、「git range-diff」コマンドの強化などいくつかの機能が強化されたほか、安定性向上、バグフィクスなどが施されている。

「Git 2.25.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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