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ファイアウォール向けLinuxディストリビューション「IPFire 2.23 Core Update 139」リリース

オープンソースのファイアウォール向けLinuxディストリビューション「IPFire 2.23 Core Update 139」が1月9日(現地時間)、リリースされた。

 「IPFire」はファイアウォール向けLinuxディストリビューション。ルータもしくはプロキシとして利用することで、ファイアウォールを構築することができる。様々な攻撃からの防御機能を備えており、各種ログの取得も可能。

 「IPFire 2.23 Core Update 139」では、搭載されたパッケージがPython 2.7.17、bash 5.0、bind 9.11.13、cpio 2.13、libarchive 3.4.0、logwatch 7.5.2、lz4 1.9.2、openvpn 2.4.8、openssh 8.1p1、squid 4.9、unbound 1.9.5などがアップデートされたほか、IPS(Intrusion Prevention System;不正侵入防御システム)、TLSが強化されるなど、さまざまな強化が加わっている。

 「IPFire 2.23 Core Update 139」は、Webサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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