オープンソース

アドビシステムズ、Flash Platformのメディアフレームワークとテキストプラットフォームをオープンソースで発表

アドビシステムズは7月22日、Flash Platformに関する2つの取り組みを発表した。取り組みの内容は、1つは「Open Source Media Framework(OSMF)」で、開発者はOSMFを利用することで堅牢性を高め、Adobe Flash Platformに最適化されたメディアプレイヤーを容易に開発できる。OSMFの基本設計概念は柔軟性に優れており、開発者は従来よりも容易に独自のFlashコンテントの再生方法を開発できるようになる。

OSMFのソースコードとプラグインを適用できるソフトウェアコンポーネントは、Mozilla Public Licenseに基づいて、Webサイトで公開されている。

取り組みの2つ目は、「Text Layout Framework(TLF)」。TLFは、Adobe Flash Player 10とAdobe AIR 1.5のテキストエンジン上に開発された拡張可能なActionScriptライブラリ。複合言語、双方向テキスト、段組などのタイポグラフィー機能や制御機能に対応しているため、HTMLやCSSを使用したWebテキストレイアウトを超えた機能を提供する。

TLFのソースコードとコンポーネントライブラリは、Mozilla Public Licenseに基づき、オープンソースとしてWebサイトにて公開されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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