仮想化技術
シトリックス、エンタープライズクラスの仮想化プラットフォームの管理製品「Citrix Essentials for XenServer 5.5」を発表
シトリックス・システムズ・ジャパンは7月24日、仮想化プラットフォーム「Citrix XenServer」向けの仮想化管理機能を提供する製品ラインの最新版「Citrix Essentials for XenServer 5.5」を発表した。
Citrix XenServerは、ノードの中央集中管理、組み込み型のストレージ機能、ライブマイグレーションなどの機能を提供するエンタープライズクラスの仮想化プラットフォーム。「Citrix Essentials for XenServer」は、Citrix XenServerの管理性を高め、拡張性と機動性の高いデータセンターの実現をサポートする。また、既存の投資を効率的に活用できるオープンな技術を採用している。
今回リリースされた「Citrix Essentials for XenServer 5.5」では、仮想マシンの迅速なクローニングやプロビジョニングを行う機能を追加する。また、リソースプール全体で仮想マシンを動的に負荷分散することにより、XenServerのライブモーション機能を強化し、事前に設定されたルールやしきい値などのポリシーに基づいて、物理サーバ間での仮想マシンのライブマイグレーションを半自動的に行う。
「Citrix Essentials for XenServer 5.5」は、プロセッサ数に関わらずサーバー1台あたり467,500円から(税別)。無償試用版も提供されている。
(川原 龍人/びぎねっと)