オープンソース

「Ubuntu 19.04(Disco Dingo)」リリース

Ubuntu Teamは4月21日(現地時間)、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版、「Ubuntu 19.04 “Disco Dingo”」をリリースした。

「Ubuntu」は、Debian GNU/Linuxをベースとしたディストリビューション。Ubuntu Teamは6ヶ月ごとの新バージョンリリースを宣言しており、今回のリリースも前回の「18.10」から半年ぶりのリリースとなる。Ubuntuの特徴としては、「初心者でも使いやすいディストリビューション」を目指していることが挙げられる。

「Ubuntu 19.04」では、カーネルとして「Linux 5.0」を搭載したほか、デスクトップ環境に「GNOME 3.32」を採用し、デスクトップ環境の性能向上が実現している。また、GRUBメニューにも変更が加わっているほか、IoTのエッジ向け機能が改良されるる、サーバ版のインフラ関連のソフトウェアが強化されるなど、さまざまな機能強化が施されているほか、不具合の修正も施されている。

「Ubuntu 19.04」は、デスクトップ向け「Ubuntu」、サーバ向け「Ubuntu Server」のほか、Xubuntuなどの派生ディストリビューションが公開されている。Ubuntuのインストールイメージは、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースノート