オープンソース

「Linux 5.0」リリース、「4.20」に続くリリース

Linux kernelの最新版、「Linux 5.0」が3月3日付(現地時間)でリリースされた。

今回のリリースは、新しい「Linux 5.0」系列の最初のリリース。なお、「5.0」系列はフィーチャーリリースではなく、「4.20」からのアップデートリリースという位置付けとなる(実質「4.21」系列)。「Linux 5.0」では、ARMの省電力技術「Arm big.LITTLE」向けスケジューリングの追加、Btrfsにおけるファイルスワップのサポートの追加(復活)、タスクスケジューラの改良による消費電力の低減、「AMD FreeSync/VRR」のサポート、メモリ利用の安定化の向上など、さまざまな改善が施されている。

「Linux 5.0」は、gitもしくはkernel.orgからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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