オープンソース

「Wine 4.1.0」リリース

Wine HQは2月4日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 4.1.0」をリリースした。

Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。

「Wine 4.1.0」は、新しいメジャーバージョンの開発版に相当する。「Wine 4.1.0」では、Windows NT kernel spinlocksがサポートされたほか、CPU情報のレポートの精度向上、その他機能向上とバグフィクスが施されている。

「Wine 4.1.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
アナウンス