オープンソース

「Wine 4.0.0」リリース

Wine HQは1月22日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 4.0.0」をリリースした。

Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。

「Wine 4.0.0」はメジャーアップデートリリースに相当する。グラフィックスAPI「Vulkan」をサポートしたほか、「Direct3D 12」やゲームコントローラへの対応など、複数の機能強化が施されている。

「Wine 4.0.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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