オープンソース

「Git 2.20」リリース

バージョン管理システムGitの最新版、「Git 2.20」が12月9日(現地時間)リリースされた。

Gitは、Linux kernelのソースコード管理を目的として、Linus Torvaldsらによって開発が開始された、高速の分散型バージョン管理システム。ワークディレクトリがすべてのリポジトリ履歴を持っているため、中央サーバへのアクセスを行わなくてもリビジョン間の履歴を調べることができる。

「Git 2.20」では、Windowsの最小要件がWindows Vistaとなった。これに伴い、Windowsに対する挙動が改善されている。また、Gitコマンドの補完スクリプトの強化、パフォーマンスの向上、一部コマンドをC言語で実装し直すなどの修正、多数のバグフィクスなどが施されている。

「Git 2.20」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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