オープンソース

カール、リッチクライアントCurlのコンポーネント群をCurl標準ライブラリとして提供開始

カールは5月12日、再利用可能なリッチクライアントCurlのコンポーネント群を、Curl標準APIの拡張ライブラリとして提供すると発表した。配布ライセンスはApache License 2.0であり、オープンソースとして公開されている。

公開された拡張ライブラリは、ユーティリティ機能をはじめ、コレクション操作、ロギング、キャッシング、入出力などのコンポーネントが含まれる。具体的には、
○Curl基本データ型ユーティリティとコレクション・クラス
○UIユーティリティ
○データキャッシング
○メッセージ管理  
○Curl環境ユーティリティ
○暗号化・復号化ユーティリティ
○日本独自ユーティリティ 
○ファイル検索・保存・復元 
○ログ出力とログ・ローテーション
など。

リッチクライアント言語「Curl」は、Webアプリケーション用途向けのプログラミング言語。HTMLのようなテキストフォーマットから3Dグラフィックスまで、広範囲にわたる開発記述に対応可能。クライアントサイドに特化し、Webアプリケーションのユーザーインターフェースを向上させる。

今回公開された拡張ライブラリは、SourceForgeのWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
プレスリリース(pdf)
developers.curlap.com