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Valve、Linux版Steamの機能拡張にWine派生の互換レイヤー「Proton」を導入

Valveは8月21日(現地時間)、Linux版Steamの機能拡張において、グラフィックAPI Vulkanに対応したWine派生の互換レイヤー「Proton」を導入したことを発表した。

 「Proton」は、Vulkan対応やマルチスレッド対応などが図られており、元のWineよりも高速な処理が可能になっており、またDirect X11/12との互換性も強化されている。これを利用することで、Linux版Steamクライアントを利用して、Windows対応のタイトルをプレイすることができる。

 なお、同機能は「initial Beta」となっており、公式にサポートされているタイトルには限りがあるため注意が必要。

(川原 龍人/びぎねっと)

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Proton(GitHub)