オープンソース
「LibreOffice 6.1」リリース
The Document Foundationは8月8日(現地時間)、「LibreOffice 6.1.0」をリリースした。
「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススィートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューションの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOfficeの開発に当たる。
「LibreOffice 6.1.0」は、LibreOfficeの「最新版」リリース。なお、LibreOfficeは現在「6.0」系列が「安定版」としてリリースされており、企業などでの利用は「安定版」の利用が推奨されている。「LibreOffice 6.1.0」では、「Writer」と「Calc」を重点として数多くの機能追加が行われている。「Writer」では、文書に署名を挿入する機能が採用され、デジタル証明書も追加できるようになっている。機能強化のほかにもパフォーマンス向上など、数多くの機能変更が加わっている。
「LibreOffice」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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