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アールエスコンポーネンツ、「Raspberry Pi 3 Model B+」の国内販売を開始

アールエスコンポーネンツは6月27日、ワンボードコンピュータ「Raspberry Pi」シリーズの最新版「Raspberry Pi 3 Model B+」の販売を開始すると発表した。

「Raspberry Pi」は、イギリスのラズベリー・パイ財団が開発している名刺サイズのワンボードコンピュータ。「Raspberry Pi 3 Model B+」は、普及モデル「Raspberry Pi 3 Model B」の後継版。基本性能の向上に加え、SDカードが不要なネットワークブートや、イーサネットケーブルで電源供給できるPoE(Power over Ethernet)に対応している。SDカードに起因するトラブルを回避でき、コンセントのない環境への設置や、OSの一元管理が可能になり、業務用IoTモジュールや教育機関におけるシンクライアント運用の簡素化・効率化も実現可能。プロセッサは、放熱性能が改善されたBroadcom製BCM2837B0を搭載し、CPUクロックは旧モデルより10%以上アップしている。また、LPDDR2 SDRAM メモリ1GB、およびCypress Semiconductor製の最新の無線チップを搭載し、有線LAN通信速度は最大300Mbpsに強化。2.4GHz/5.0GHz デュアルバンドWi-Fi IEEE802.11acや低消費電力通信モードBLE (Bluetooth Low Energy) のBluetooth 4.2が利用できるようになっている。

販売方法はRSオンラインによる通信販売および代理店を通じての発売となる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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