オープンソース

脆弱性を修正した圧縮・解凍ソフト「7-zip 18.05」リリース、他のソフトウェアにも影響

オープンソースの圧縮・解凍ソフト「7-Zip 18.05」が4月30日、リリースされた。

「7-Zip」は、元々は7z形式のアーカイブを解凍・圧縮するためのツールで、ZIP/GZIPなど他の書庫ファイルの解凍・圧縮も可能。ARJ/CAB/LZH/RARなどは解凍のみだが対応している。Windowsで動作するが、Linux向けにコマンドラインで動作するバージョンも用意されている。

「7-zip 18.05」では、機能強化のほか、RAR書庫ファイルデコーダの初期化処理に存在するメモリの不正使用の脆弱性(CVE-2018-10115)が修正されている。この脆弱性は、7-zipのライブラリを利用しているソフトウェアにも影響を与えるため、ユーザは注意が必要。

「7-Zip 18.05」は、SourceForgeのWebサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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