オープンソース
オージス総研、統合認証パッケージ「ThemiStruct Identity Platform」のLinux対応版リリースを発表
オージス総研は3月7日、統合認証パッケージ「ThemiStruct Identity Platform」のLinux対応版リリースを発表した。
「ThemiStruct Identity Platform」は、クラウド、オンプレミスの両方で複数のサービス間での認証情報の連携を実現する統合認証パッケージ。標準化されたAPIをサポートし、IDの連携を容易に実現する。Linux対応版のリリースにより、様々なクラウドサービスや保有するデータセンターなどプラットフォームの制約に囚われることなくThemiStruct Identity Platformを運用することが可能となり、安全に、素早く、簡単に、ビジネス基盤拡大や新たなサービス創出を行うことができるようになる。
最新の「ThemiStruct Identity Platform」の特徴は以下の通りです。
〇多彩な認証方式に対応・・・ID/パスワード、ワンタイムパスワード、指静脈認証、アクセス元IPなどの複数の認証方式に対応、これらを組み合わせた多要素認証が可能
〇認証・ID連携の標準技術に対応・・・OpenID Connect、OAuth、 SAML といった標準技術に対応。これらの技術に対応する多彩なアプリ、クラウドサービスとの接続、シングルサインオンを実現
〇API連携認証システムとしての機能を提供・・・FinTech、IoTなどで対応が必要となるAPI公開に必要な認証・認可システムとして利用可能。金融向けを中心に検討・策定が進められている技術標準やベストプラクティスにも適合
〇複数のプラットフォームで稼働・・・AWSマネージドサービスに加え、各種Linux環境に設置可能
(川原 龍人/びぎねっと)