オープンソース

「VirtualBox 5.1.30」リリース

VirtualBoxの最新版、「VirtualBox 5.1.30」が10月16日(現地時間)リリースされた。

VirtualBoxは、ホスト上に仮想マシンを作成し、その上で別のOSを実行することができるソフトウェア。Windows版、Linux版、 BSD版などが用意されており、個人利用または評価目的の場合は無償で利用可能。また、ソースコードがOSE版としてGPLの下で公開されている。

VirtualBoxでは、仮想マシンからUSB機器を利用したり、Windowsのリモートデスクトップ接続を仮想マシンへ接続する、などが可能。3Dアクセラレーションをサポートしており、64ビットゲストにも対応している。

「VirtualBox 5.1.30」は脆弱性・不具合の修正を施したメンテナンスアップデート。Windowsで3D関連のクラッシュ問題が修正されたほか、危険度の高い脆弱性の修正が複数含まれているため、ユーザはアップデートが推奨される。

VirtualBoxはWebサイトから入手できる。非オープンソースのバイナリが含まれる「Extension Pack」は、個人利用に限り無償で利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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