オープンソース

「OpenBSD 6.2」リリース

OpenBSD Projectは10月9日(現地時間)、同プロジェクトがリリースしているOpenBSDの最新版、「OpenBSD 6.2」をリリースした。

「OpenBSD」は、安全性を最重要視したBSD系OS。プロジェクトの方針として、セキュリティを重要視した設計となっている。Linuxなどでも広く使われている「OpenSSH」は、OpenBSDプロジェクトの成果物。

「OpenBSD 6.2」では、Kernel Address Randomized Link(KARL)と呼ばれる、kernelのオブジェクトファイル(.oファイル)をランダムにリンクし直してブート毎にカーネルを作成する機能が加わった。これによってカーネルが保護され、セキュリティが向上している。また、収録アプリケーションのバージョンアップグレード、安定性の向上なども施されている。

「OpenBSD 6.2」は、WebサイトからCDセットの注文を行いCD-ROMを入手するか、FTPサイトからダウンロードすることで入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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