オープンソース
ターボリナックス、Windows/Linuxの混在環境でユーザ認証とICT資源をActive Directoryで統合管理する製品を発売
ターボリナックスは3月11日、WindowsとLinuxが混在する企業システムで相互のICT資源をシームレスに統合し、Active Directoryで集中管理を行う「Linux Connector for Active Directory」を発表した。4月27日より販売開始となる。
新製品は、WindowsとLinuxの混在環境でWindowsのディレクトリ・サービスActive Directoryに1つのユーザーID・パスワードで認証を行うシングル・サインオンを実現する。混在環境における管理・運用の統合によりTCOを削減し、ユーザ側も一度認証を受けるだけで、許可された全ての機能を利用できるようになる。統合化されたユーザ認証管理による内部統制・コンプライアンスの強化にも有効。ユーザ認証システムにKerberos5認証を採用しており、高いセキュリティでの認証環境を実現している。
同製品は、1つのドメインに接続するLinux OS数により2つのラインナップで提供される。価格は、5 Linux OSで年間98,000円、インストール無制限で年間298,000円。また、パブリックベータ版が同社Webサイトに公開されている。
(川原 龍人/びぎねっと)