セキュリティ情報
OpenSSHに脆弱性、修正された「OpenSSH 7.1p2」がリリース
OpenSSHにメモリリークが起こる可能性のある脆弱性が発見された。OpenSSHは1月14日(現地時間)、この脆弱性を修正した「OpenSSH 7.1p2」をリリースした。
この脆弱性は、「ローミング」と呼ばれる機能を有効にしている場合に現れる。この脆弱性を悪用されると、秘密鍵などメモリ内のデータが盗まれる危険性が盗まれる。
この脆弱性は「OpenSSH 5.4」から「OpenSSH 7.1」に存在する。該当するバージョンを利用している場合には、アップグレードやパッチを適用する必要がある。なお、「/etc/ssh/ssh_config」に「UseRoaming no」と記述することで、この脆弱性を一時的に回避することができるという。
(川原 龍人/びぎねっと)
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OpenSSH 7.1p2