セキュリティ
データセクション、「スパムブログURLリスト」提供サービスを開始
データセクションは7月30日、「スパムブログURLリスト提供サービス」の提供開始を発表した。ブログの、メディアとしての価値低下を防ぐのが狙いだという。
このサービスは、ブログ市場全体に蔓延するスパムブログのURLをリスト化し、データ提供を行うサービス。平成16年以降、国内のブログ数は拡大し、「ブログ検索システム」「トレンド抽出、意識調査」「マーケティング情報の収集」や「キャンペーン効果測定」などのブログデータを利用した市場が形成されてきた。その一方で、SEOやアフィリエイト目的に機械的にブログを作成するスパムブログが急増し、「ブログ検索をしても知りたい情報を得られない」「正確なトレンド抽出や分析が困難」などの問題が生じている。今回のサービスは、スパムブログの除去を目的として、スパムブログのURLをリストとして提供し、スパムブログのフィルタリングなどに役立てることができるようにする。スパムブログURLのリストは、毎日新規に発見されたデータがダウンロード方式で追加提供される。データは、サービスに組み込むなど自由に利用できる。
提供価格は1ヶ月で20万円(税別、年間契約による割引あり)。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
ニュースリリース(PDF)
「スパムブログURLリスト提供サービス」