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HDE、Linuxおよび仮想化環境に対応したウィルス対策ソフトウェア「HDE Anti-Virus 5」を発表
HDEは7月25日、最新のLinuxディストリビューションおよび仮想化環境に対応したウィルス対策ソフトウェア「HDE Anti-Virus 5」の販売開始を発表した。
HDE Anti-Virusシリーズは、Linuxサーバにアンチウィルス機能を付加するアンチウィルスソフトウェア。「HDE Anti-Virus 5」は、 Red Hat Enterprise Linux 5(Intel x86/Intel EM64T)と CentOS 5(Intel x86/Intel EM64T)、および64bit版OS、VMware ESX Server/VMware Serverなどに対応している。また「HDE Controller 5」とのインターフェース統合に対応しており、Linuxサーバの構築からウィルス対策までを一元的に行うことができるようになる。
同製品のラインナップは以下の通り。
○HDE Anti-Virus Realtime Scan:ディスクにファイルの書き込みが行われる度に、リアルタイムでウィルスを検知する
○HDE Anti-Virus SMTP Gateway:SMTPプロトコルに特化し、電子メール経由のウィルス検知を行う
○HDE Anti-Virus for Server:スケジュールベースでウィルススキャンを行う
○HDE Anti-Virus for Gateway:インターネット経由の電子メールの送受信や、Webブラウジングによるウィルス侵入をリアルタイムに検出する
発売開始時期はラインナップによって異なり、8月から今年秋冬に発売開始予定となっている。標準価格は「HDE Anti-Virus 5 Realtime Scan」が92,400円、「HDE Anti-Virus 5 for Server」が52,500円、「HDE Anti-Virus 5 SMTP Gateway 15ユーザ版」が63,000円から、「HDE Anti-Virus 5(4.6) for Gateway 15ユーザ版」が78,750円から(いずれも税込)となっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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