仮想化技術
オレガ、ストレージ仮想化ソフト「VVAULT 7.7」を発表
オレガは5月18日、Windows上で複数のストレージを統合して仮想ドライブを構築するストレージ仮想化ソフトウェア「VVAULT 7.7」のダウンロード提供を開始したと発表した。VVAULTライセンス体系の改訂の事前通知も発表された。
「VVAULT」は、Windows上で複数のストレージを統合して仮想ドライブを構築するストレージ仮想化ソフトウェア。「VVAULT 7.7」では、仮想ドライブを構成するストレージを階層管理する「ティアリング機能」、マスタ仮想ドライブをリアルタイムにバックアップする「ライブバックアップ機能」、マスタ仮想ドライブを別のVVAULTサーバへレプリカする「レプリケーション機能」、外部のファイルサーバから仮想ドライブへバックグラウンドでデータ移行させる「Vマイグレーション機能」の4つの既存機能について、それぞれ1週間の曜日(月曜日から日曜日)ごとに開始時刻と終了時刻を設定するスケジューリング機能を開発した。これにより、CPUやメモリ、ストレージなど、VVAULTサーバのリソースを状況や時間帯によって使い分けたり、サーバの負荷が高い業務時間帯を回避してデータ移行を実施したりすることが可能となった。
「VVAULT 7.7」は、Webサイトにてダウンロード提供される。
(川原 龍人/びぎねっと)