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ターボリナックス、冗長化による高可用性システムを提供するフェイルオーバークラスタソフト「Turbolinux CLUSTERPRO X 2.0」を発表

ターボリナックスは4月30日、同社サーバOS「Turbolinux 11 Server」に、NECのクラスタソフトウェア「CLUSTERPRO X 2.0」を組み合わせた、インターネット・イントラネットのフロントエンドからバックエンドまでのデータベースを、冗長化によって可用性の高いシステムを包括的にワンストップで提供する新製品「Turbolinux CLUSTERPRO X 2.0」を発表した。同日より販売を開始した。

同製品は、システムの重要なデータが格納されるファイルやデータベースサーバを冗長化し、障害発生時に自動的に障害を検知して正常なサーバに業務を引き継がせることでシステム全体の停止時間を最小限に抑え、業務の可用性を向上させるクラスタソフトウェア。システム全体を包括的に管理・運用することで、システムの24時間365日連続稼働を実現するという。

「Turbolinux CLUSTERPRO X 2.0」では、64bitアーキテクチャにも対応。共有ディスク型のクラスタを遠隔地間でミラーリングするハイブリッド型に対応しており、また障害時の速やかなフェイルオーバーを実現する各種オプション機能を備えている。

価格は630,000円 (税込)。オプション製品として、共有ディスクのデータミラー機能を実現する「Turbolinux CLUSTERPRO X Replicator 2.0」(210,000円:税込)や遠隔クラスタ機能を実現する「Turbolinux CLUSTERPRO X Replicator DR 2.0」(840,000円:税込)などがある。

(川原 龍人/びぎねっと)

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