オープンソース
「LibreOffice 4.3.7」リリース
The Document Foundationは4月25日(現地時間)、「LibreOffice 4.3.7」を正式リリースした。
「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススイートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューターの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOffice の開発に当たっている。
「LibreOffice 4.3.7」は、最新系列であるLibreOffice 4.3系列のアップデートリリース。メンテナンスが中心のリリースとなっており、バグおよび脆弱性が60件以上修正されている。そのうち1つはHWPフィルターに存在するメモリ破壊とアプリケーションのクラッシュを引き起こす、危険な脆弱性。ユーザはアップデートが推奨される。
「LibreOffice 4.3.7」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)