オープンソース

「Oracle Linux 7.1」リリース

Oracleは3月12日(現地時間)、Red Hat Enterprise Linux 7.1をベースとしたLinuxディストリビューション、「Oracle Linux 7.1」をリリースした。

「Oracle Linux 7.1」は、独自に開発された「Unbreakable Enterprise Kernel」をカーネルとして採用しており、これに「Red Hat Enterprise Linux 7.1」の新機能を付加したディストリビューションとなっている。Red Hat Enterprise Linuxの商標に関する項目などは削除・変更されている。また、ダウンタイムなしでOSのセキュリティアップデートを可能にする「Kspice」の技術も採用されている。「Oracle Linux 7.1」では、DockerやLXCを使ったコンテナ技術のサポートなどが施されている。

リリースされたのは、x86版(32ビット)とx86_64版(64ビット)。Oracle Linux 7.1は、Webサイトからダウンロードできる(要ユーザ登録)。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
Oracle Linux
リリースアナウンス