オープンソース
Hadoop上で動作するDWH向けプロダクト「Apache Hive 1.1.0」リリース
Apache Software Foundationは3月9日(現地時間)、「Apache Hive 1.1.0」をリリースした。
Apache Hiveは、大規模分散計算フレームワーク「Hadoop」上で動作するデータウエアハウス(DWH)向けのプロダクト。HiveQLと呼ばれる、SQLライクな言語によってHadoop上のデータを操作できる。元々はFacebook社で開発され、その後Apache Software Foundation(ASF)に寄贈され、現在ではASFのトップレベルプロジェクト(TLP)となっている。
「Apache Hive 1.1.0」では、データの抽出・加工、ETLを支援するツールが追加されている。また、データフォーマットの構造矯正を行う機能なども加わったほか、バグフィクスなども行われている。
「Apache Hive」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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