サーバー/ネットワーク
HDE、メールの誤送信による添付ファイルの情報漏洩リスクを軽減する「HDE Secure Mail for Online Storage」を発表
HDEは3月18日、メールの誤送信による添付ファイルの情報漏洩リスクを軽減し、安全な添付ファイル送信を実現するソフトウェア「HDE Secure Mail for Online Storage」を2008年3月31日より販売開始すると発表した。
同製品は、送信メールの添付ファイルをサーバ側で自動的に取り除いて保管し、受信者にはURLを通知してWebアクセスにより添付ファイルをダウンロードしてもらう形になる。添付ファイルのダウンロードにはパスワードが必要となり、受信者にはシステムからパスワードが通知される(送信者が任意で通知することも可能)。同製品により、添付ファイルの誤送信による情報漏えい事故などの対策、添付ファイルのスムーズな送信(exeファイル、zipファイルなど、受信メールサーバの拡張子チェックに抵触する、又は容量オーバーの可能性を排除)が可能になる。
その他、添付ファイルダウンロード履歴確認機能(メール受信者が添付ファイルをダウンロードしたかどうか送信者が確認可能)、システム管理機能(添付ファイルの保管期間を指定することができる)が搭載されている。
対応OSは、Red Hat Enterprise Linux ES 4 for x86 /ES 4 x86_64/ AS 4 for x86 /AS 4 x86_64 /5 Server for x86 /5 Server x86_64。価格は、100ユーザで1,050,000円から(税込)。製品価格は利用するユーザー数により異なる。年間サポートは、製品標準価格の15%にて提供される。
(川原 龍人/びぎねっと)